2007年6月20日水曜日

CD

ここ1年程忙しくてLiveなんぞ遠ざかっていたわけだが、
先日久しぶりにLiveに出かけたナリ。しかも独りで(わろす
前回はSUMMER SONIC'06>Zebrahead単独liveだったが、
行って来たのはSPIN OFF from TM 2007 -tribute LIVE Ⅲ。
この落差はなんなんだと。

このLiveは80'sには懐かしいだろうTM Networkのウツ(Vo)、木根(B)の二人が、
TMN時代のバックメンバーに加え、ACCESS/TMRの浅倉大介を(Key)に迎えて、
TM時代の古い曲なんかを演奏するLive。小室哲哉は不参加なので、Tributeってこと。
TKは最近超絶迷走中なのでまあ、あれなんだけど。

ボクちんも学生時代は結構古くからTMを聴いてて、好きなバンドではあったんだけど、
当時やっぱり売れてからのTMは「アイドル」路線に近くて、
なかなかこう、正面切ってファンだとは言いにくかった記憶がある。
しかも売れてからのツアーでは地元スルーされてたせいで、
Liveには一度も行けずじまい。というわけで今回たまたまSPIN OFFの追加公演の
チケットが取れたので行って来たのである。

しかしまあ、ウツはもう50歳になるというのにメチャかっこよかった。
歌も昔より格段に上手くなってる気がするし、楽しそうだったのがなにより。
客層も割りと若い人も多くて、ちょっとびっくりしたなあ。
なにより浅倉大介がTKを上回るLiveパフォーマンスだったので、
このままTMにしちまえばいいのに、と思ったり。
次はTM3人で11月、横浜でイベントあるっぽい、行くしかあるまい。

で、懐かしく思ったので色々当時好きだった(今も好きだが)アーティストを調べていると、
靖幸ちゃんが覚醒剤で逮捕されてたり(これマジ知らなくてショックだった)、
GN'Rが夏に幕張でliveやるってのを知ったり(まあGNRつってもアクセルしかいないが)、
懐かしさ全開。

近頃では洋楽しか聴いてなかったが久々に家のダンボール空けてCD取り出してみたり。
まあ、恥ずかしくなるくらいB-ing系のCD出てきて青ざめたわけだが。
ZARD/WANDS/ZEEG/T-BOLAN/DEENとかねえ・・・歳取ったな俺 orz

2007年6月17日日曜日

健康診断

先日、会社命令にて健康診断へ行ってきたナリ。
これがまた、クソ暑いこのこの上ナシで、
更に会場までクソ遠いときたもんだ。
ボクちんにとって溜池山王とか国会議事堂前なんかは、
健康診断とイコールなくらい縁の薄いものナリ。

でもって、まず地獄なのがエコー検査。
そう、若年層でもわかるよな?あのなんかゼリー塗ったくられて、
バイブみたいなの(他に思いつかんかった)当てられる奴。
これさあ、去年も確かこの看護婦だったと思うんだけど、
美人なのよ、割かし。
暗い部屋で二人きりだしさ、別にそれだけなら言うことないんだけど、
これがまたしつこいのよ!
もうね、同じとこを何往復もグリグリグリグリ・・・
バイブを(違うけど)何往復もグリグリグリグリ・・・
そんなに攻められても何にも出ねえから!
ほんとさ、左わき腹とか肋骨の角ね、なんか微妙な場所なのよ、
こう、触られたくないし、くすぐったいし、嫌悪感あるのよ。
そこを何往復もグリグリされてごらんよ
「ちょ、俺なんか重病なのか?」と思うだろうがッ!!
最後なんて
「ちょっと手を後ろに回して上半身起こして貰えますか?」
体位指定ですよ!
更に終わったはずの胃の辺りをグリグリグリグリ。
思わずね、モニタに映る胃の映像、俺も半身の体勢でガン見ですよ。
こういうのってさ、普通の医者だと
「はい、モニタは見ないでまっすぐ前向いててくださいね」とか言うのに、
この看護婦、ガン無視ですよ。
表情見つめても、全く意に介さないし、ロボットかお前わ!
ほんと、去年は特に異常ナシと診断されたんだけど、
こんなやり方されてると全然安心できないのよね。
今年もそうなんだろうな、と。

続いての強敵はバリウムで有名な胃の検査。
ここから先は30歳を超えた、おっさんと淑女のみなさんにしかわかりませんね。
バリウムの味はいいんだ、もう慣れた。
昔に比べれば味も良くなったし、胃を膨らませる発泡剤を飲むときに、
「一気に飲み込んでくださいねー」と顆粒を渡されるのに、
飲み下すための水分が、ヤクルトの半分くらいの量しかなくて
無茶言ってんじゃねえぞ!と思うくらいで。
問題はこの後なんだよ。
冷たい板状の診察台みたいなものの上に寝ろと指示される。
んで、この診察台というか撮影台、動くんですよ。
隣のコントロールルームからの操作で360度自由自在。
撮影台の左右には手すりがあって、被験者はこれにしがみついて耐えるわけです。
しかも、自分はバリウム一気飲みで、口の周り白くなったまま
発泡剤でふくれた腹して、挙句衣装は検査着ですよ。センスの欠片もない。
んで、この撮影台、動き始めてからが極めつけ。

「はい、そこで右肩からその場で一回転!」
「はい、そこで止まる!」
「ちょっとずれたね、左肩少し戻して!」
「はいッ!そこで止めて!がんばる!息を吸って止める!」
「はい次ぎ!」
「もう一回!」
お前何様だ!ビリーか?
延々、矢継ぎ早に飛ばされる指示。
撮影台も動くが、更にこうやってコントロールルームから、
自分の身体を回転させたり、半身になったりと、
まるでエクササイズのように動かされる。
しかも、ポーズが超イケてない。
この指示がもう、こっちの運動能力を試すかのように早い。

「はい、今度は右から回って、左肩を裏へ(裏ってなんだよ)」
「じゃ、今後は撮影のアーム側から周ります!(どれのことだよ!)」
「いや、そうじゃない、左ですよ!」
「左!お茶碗を持つ手の方です!」
知っとるわ!!!!!
お前、俺が左利きだったらどうすんじゃ!!!!

というわけで、毎年この時期は憂鬱なのですよ。
やたらとストレスが溜まります、この不健康診断。

メガネ

イエアーッ!メガネを新調したぜ!
かれこれ5年ほど同じメガネを使っていて、現在の視力/乱視度合いに
全然マッチしてなかったので、変えてみることにした。
ぶっちゃけ、今更メガネもどうよ?とコンタクトレンズ派の人に、
微妙なジェラシーを感じないわけでもない。
今だとレーザーでちょちょっと視力回復させる手もあるし、
なんつーか、メガネを新調ってこう、ほんとイマサラ感満点なわけで。
ただ、どんなに羨んでみたところで、
目薬すら注せない男の泣き言なので聞き流してOK
目薬を注すときには、目をつぶってまぶたの間に水滴を落とし、
マバタキを繰り返して点眼するぜ!
そりゃ6割りくらいの目薬がコボレ落ちていってるけど
気にするな!

というわけで、2-3分迷わないでもなかったがメガネ。
ボクちんの生息するW市駅前には3件ほどのメガネ屋が存在し、
そのうち2件はコンタクトよりもメガネにチカラを入れる競合店。
こりゃ価格暴落に期待しまくりんぐですよ。

んで、最初の一件目を物色。ここはオリジナルフレームが多い。
最近の流行はまたフレーム太目なんですかね、そんなのやたら目に付く。
どうもボクちんは顔がデカイので、そういった太いフレームよりも、
こうシャープなフレームに角レンズで、
メガネだけでも痩せてみせたいと切に願う次第で。

あれこれ物色していると、年配の店員がスルリと忍び寄り、
ボクちんの耳元でこう囁く。
「こちらのフレームは如何でしょうか?お似合いと思いますが」
チタンシルバーフレームのブランド物を差し出す店員。
おぬしも悪よのう。
俺様にブランド物をつけろというのか!
デザインがクソならブランド物なんぞ意味ないからなー、
なんて思って手にしてみると、これが以外にも良い感じ。
というか、派手。
シルバーアクセサリじゃらじゃらさせてるボクちんは、
やっぱこういう系統へ進めってことなのね、と妙に納得。
お値段は23800円。
まあ、ブランドフレームにしては手軽な値段だし、むぅ。
鏡の前で件のフレームをかけたり外したりしていると店員いわく、
「こちら、レンズもこのお値段に込みで
大変お安くなっております」
「ほほぅ!レンズも込みでこの値段とな!(ノリノリ)」
「左様でございます」
「うむ!これに決めた!・・・と言いたいけど、ちょっと一回りしてくるね!」
と、危うく条件反射的に買いそうになる自分を抑えて、
しっかりと競合他店の値段をチェックしにいくのだ。

・・・というわけで、徒歩3分で競合他店へ。
この距離だとそりゃもう価格競争も激化だよね!と勝手に決めつけ、
店員が寄り付いてくる前に物色開始。
こちらの店の方が有名店らしく、フレームの品揃えも豊富。
特にブランド物フレームの数は、先ほどの店を圧倒している。
しかも、ボクちんが割りと小物やバッグで愛用しているGAULTIERのフレームが
なんか山のように置いてある。
先ほどの店で見たフレームと全く同じものも発見。
ボクちんの中でGAULTIERとの一騎打ち開始ナリ!
値段もさすが競合と言うかなんというか、先ほどの店と全く同じ。
ふうむ、どうしたものかなあ。
スルリと女性店員がやってきて言う。
「どちらも非常に良くお似合いですね!」
「そうですか」(微妙に冷たく)
「ええ、どちらのフレームも甲乙つけ難いですね!」(全く引かない)
さすが店員の教育も行き届いていらっしゃる。
「たとえば、こういうライトフレームも如何でしょうか?」
と手にしてきたのは、上下それぞれがフレームレスな二本のフレーム。
どうもねえ、顔がでかいせいか、フレームレスだとメガネが負けて、
更に顔がでかく見えるんだよね・・・
「うーん、フレームレスとか、この手のフレームが曲線ものって、
どうも似合わない気がすんだよねー」とやんわり拒絶すると、
「なるほど、やはり先ほどのフレーム二本のどちらかが、
お客様にはぴったりと言うことですね!」
そう来たか。
もうアレコレ考えるのめんどくせーし、最初のフレームで良いか。
値段も一緒なら、最初の店に戻るのもなんだし、ここでいいや。
「んじゃ、コレください」
「かしこまりました、ありがとうございます!」

というわけで、ここから視力検査/乱視検査などが進むんだが、
これがまたさすが大手という感じで、徹底して検査してくれる。
視力検査してくれた男性店員は、ボクちんがかけてたサングラスを
ちょっと拝見していいですかと持って行く。
視力が両目共に0.1を下回る結果に愕然としつつも、
10分後にはお会計へ。
ここで、先ほどの女性店員がやってきて、カタログを開く。
ははーん、あれですか、色オプションですか。
「ではレンズをお選び頂けますか?
レンズの性能の下にあるのがレンズ価格でございます
え・・・ちょ・・・レンズ代金込みじゃねえの?wwwwwwwwwwwww
「えーと・・・ちなみに、お勧めはどれなの?」
内心の動揺を押し隠してたずねる。
「そうですね、お客様くらいのブランド物ですと、
みなさまこれくらいのレンズをお選び頂いてますね
と、上から2番目に高いレンズを指差す。
お前、その言い方はないだろwwwwwwwwwwwww
ナニ、俺の逃げ道なしなの?
つーか、半額セールとか言いつつ、このレンズクソ高くね?

こ、ここまで徹底した視力検査させといてキャンセルするか・・・
わきの下を嫌な汗が流れ落ちる。
するとそこへ、先ほどボクちんの視力を正確無比に検査してくれた、
いかにも技術者っぽい店員がやってきて言う。
「こちらのサングラスも見違えるようになりましたよ^^」
そうだった!かけてた度入りのサングラス!
ご丁寧に、パチンコ屋の店員に引っ掛けられて歪んでたフレームを
きっちり直してくれた上に、パッド交換までしてくれて、
こりゃまるで新品じゃないですか。
後に引けねえ・・・

「えーと、そうだなあ、フレームの厚み結構あるし、
そこまで薄型じゃなくていいかなあ」と必死の抵抗を試みて
三番目のレンズを選ぶ。高い順に上から・・・
くそっ、なんてこった、大見得張りの自分が恨めしい。
「多少、お色とか入れませんか?せっかくのフレームですし、
やはり薄くでも、この程度のブラウンカラーとか如何ですか?」
お前らの商魂には完敗だぜベイベー。
「OKOKもう入れちゃってよ!」
とやけくそのコメント吐いて、合計36000円超え。
ふらっと来店して使う額じゃねえぞwwwwwwwww
なにこのトラップ。

2007年6月13日水曜日

恋愛小説

あした世界が終わるわけじゃないから
ジューシーに焼けた肉を挟んだ箸を持つ手が止まった。

新宿某ホテル内の高級(?)焼肉店内にボクちんはいた。
あれは1週間ほど前のことだたろうか、プロジェクトがマスターアップを向かえ、
数人の開発内輪で「プチ打ち上げ」をやろうとプロデューサのイッチー氏が
提案してくれて実現したT社との合同焼肉の席。
残念ながら当人のイッチー氏は別件で忙しく欠席となってしまったが、
楽しくも危険な話をしつつ肉を食いまくってた午後10時頃、
参加していたT社在籍のデザイナY氏の携帯電話が鳴り始めた。

(女からの電話かよこのやろうが・・・)
とY氏のモデル系彼女の顔を思い浮かべつつも、
ぼけーっと焼肉を続行していた最中に聞こえたのが冒頭の台詞だ。

あした 世界が 終わるわけじゃないから

こんな台詞をさらっと吐ける奴がこの世に存在して良いのか?!
今すぐ抹殺すべきだ
内から溢れ出す殺意の波動を押し留めつつ、なんとか焼き肉を続行するが、
箸が上手く使えないボクちんは、肉を取り落としてしまう。
「ちょっと待て、なんだその台詞は!」
ボクちんの対面にいたT社のS氏が声を張り上げる。
そうだ、抹殺してしまえ!

だいたい、焼肉屋でするような会話か?
どんな会話やねん。
「実はあたし、余命三ヶ月って言われたの・・・」
電話の向こうではそんな会話が繰り広げられているのかもしれん。
しかしその内容に対して「あした世界が終わるわけじゃないから」では、
お前が死のうが生きようが世界は続いていくんだよ!
という意味になり、いくらなんでも逆説的励ましにしては、言葉が厳しいだろう。
うーむ。
この台詞に繋がる条件を洗い出してみよう。

1.何か重大な結論あるいは告白に対してのフォロー
2.一両日中、あるいは近いうちに重大な危機が訪れる状況にある
3.ネガティブシンキングに対しての励まし
4.Y氏がそういうキャラクターであり日常的に使われる意味無し会話である可能性

1については台詞が世界規模であるため、案件も結構重要レベルである気がする。
「生理が遅れてるの・・・」という、状況によっては破滅的告白の可能性もあるが、
場合によっては世界が終わるレベルじゃ済まない気がするのでこれはなさそうだ。
ある種、男の人生的には終了フラグ立ちまくりだしな。
つか、もしそんな電話なら、打ち上げ会場にかけてくんなよと言いたい。

2は「あした」という台詞がある以上、近い将来の話をしているに違いないと推測。
「明日実家からお父さんが上京してくるの」という内容だとどうだろう。
「お父さん」がどんな人かという条件と、たとえば「できちゃった」事実が
既に判明している場合など想定すると、世界崩壊レベルの話かもしれない。
お父さんの正体が竹内力みたいな男だとしたら、第三次世界大戦レベルである。
それに対して「あした世界が終わるわけじゃない」と強がってみせた可能性はある。

3はまず間違いなかろう。
「明日のデートどこ行く?」という問いに対して、
「あした世界が終わるわけじゃないから(デートなんていつでもいいだろう)」と
答えるような奴にモデル系の彼女ができるわけがない(クソが)。

4だとしたら救いようが無い。四六時中こんなライトノベルみたいな台詞吐いてたら、
この世の中、同姓に敵だらけである。
「この映画面白そうじゃない?」⇒「世界中の誰より君と観たいね」
「仕事がんばってね」⇒「君の励ましでボクは生きていける」
「夏休みの宿題明日までだよ?」⇒「あした世界が終わるわけじゃないから」
など、もはや生きている価値を感じない。Y氏がそんな人だとは思いたくない。

肉がコゲるのも構わず、そんな妄想を働かせていたらY氏の電話が終わった。
T社のS氏/K氏が問い詰める。
「お前どんな話の内容なんだよ・・・・」
Y氏は顔を真っ赤にして答える(酔って赤いだけで照れて赤いわけではない)。
ボクちんを含むその他5人の参加者は固唾を飲んで告白を待つ。

「えーとですね、ちょっと前から相談されてたんですが、
彼女、会社を辞めようかと思ってるんですよ」とY氏。
「で?」
「なんか今日辞表出すか、明日にするか迷ってるらしくて、
先延ばしにすると言い出しにくいから、今日思い切って出してしまおうかと、
どうしたらいい?という感じで・・・」
「はあ・・・」
「ボクとしてはですね、ぶっちゃけ辞める気ならいつでも辞められるだろう、と。
てか肉食ってるし、メンドクサイんで明日にしとけ、という意味で
『あした世界が終わるわけじゃないから』と」

ちょwwwwwwwwwwwwしょぼwwwwwwwwwwwwwwww
しかしまあ、気持ちはわからないでもない。
正直マスターアップの打ち上げ最中にこんな相談されても、
後にしてくれとは思いつつも、無碍にもできないわけで、
じゃあ、なんか気の利いた言葉でごまかしておくかってのが成人男性の思考ナリ。
そこでまあ、この台詞を思いついてスラスラ言ってしまうY氏には関心するけども。

なんかこのタイトルで小説とか書けば売れそうじゃね?
「あした 世界が 終わるわけじゃないから」
日本が泣いた!純愛小説の真打登場!!
ケータイ小説で10代の女性から圧倒的支持を受けた本書が、
ついにハードカバーで刊行!大幅加筆!!
脅威のベストセラー、映画化決定!!

つか、タイトルだけで売れそうだよね、今の世の中だと。
ぶっちゃけ、恋愛小説ってこんなんばっかだろ?(暴言)

2007年6月11日月曜日

Spiderman4

笑い死ぬが良い!

http://www.nicovideo.jp/watch/sm422316

KURE55

飛行機も嫌いだがボクちんはあの手荷物検査場という名の
プライバシー侵害システムも大嫌いナリ。
やたらとアクセサリが多いもんだから、いちいち外すの
めんどくせーんだよ。
しかもベルトやブーツで引っかかるから、
「ベルトを外して、靴も脱いで頂けますか?」ってお前、
めんどくせーから全部脱ぐぜ?(照)

しかもアレ、なんか性能空港によってマチマチじゃね?
羽田が一番ザルだと思うし。
羽田はまずベルトが引っかからない。
預けた手荷物にライター入れてても何も言われないし、
Note PCとかもカバンから出さずに手荷物検査してもOK
靴の検査もてけとーだし、首都の警戒レベルが一番低い。
それに比べて新千歳空港のチェックレベルは、
ゲートのチェックシステムもそうだし、チェックの人も妙に高い。
ベルトは100%音が鳴るし、ブーツもダメ、Note PCは出せって言われるし、
前なんて小銭をポケットに入れてたら
その場でジャンプしてみて貰えますか?」ってお前、
言葉は丁寧だけどカツアゲかと。

でまあ、今回も帰りは腰の革ポーチを外し携帯を取り出し、
ベルトも外してなんとか通り抜け、またモタモタ装備しなおしてたんだが、
その際に新千歳空港のレベルの高さを垣間見る機会に恵まれた。
ボクちんのあとから来た客が、荷物の中に危険物を所持していたらしい。
以下その会話を再現。

空港係員「えーと、お客様の手荷物の中に危険物があるようなのですが…」
男性客「え?あれ?何かあったっけ?」
空港係員「取り出して調べても良いですか?」
男性客「え、ああ、どうぞ」
ゴソゴソ…
空港係員「これですね、
クレ55(サビ取り)
男性客「あ~、クレ55か~
(ボクちん「ちょ、おま、何で旅行にクレ55?」)
男性客「これ、危険物になるの?」
空港係員「そうですね、可燃物ですので、そうなりますね」
男性客「あら~そうなのか・・・(すげー残念そう)」
空港係員「(そのしぐさを見て同情したのか)こちらでお預かりしてですね、
      お預かりして到着地空港でお引渡しという形に…」
男性客「(急に晴れやかな表情で)
いや、あなたに差し上げます!
空港係員「え?(ちょ、別に貰っても…)」
男性客「いや、受け取ってください。僕はいいです(ニコニコ)」
空港係員「え、いや、じゃあ、こちらで処分ということで…」
男性客「はい、あなたに差し上げます!」
空港係員「え、いや…」
男性客「じゃ!(片手を挙げて去る)」

さすが新千歳空港、客のレベルも高けぇwwwwwwwwwwww

呉工業の社員の人だったんかねぇ。
http://www.kure.com/line_up/556/detail/contents2.html

リュシータ

ボクちんは飛行機が嫌いである。
今更言うほどもないくらい嫌いである。

人間は大空を飛ぶようにも、浮くようにも作られていない。
だいたい、飛行機に乗ると離陸前から爆睡を始めて、
着陸するまで全く起きない人間がいるが、
ボクちんの目から見ると奴らは既に人間ではない。

てゆうか、よくもまああんな鉄の塊が空中に浮くのを信じられるもんだと思うし、
あんな密閉空間で、もし何かあったら助からないのに平然としていられる、
太平洋横断ベルトくらい太い神経にも愕然とするナリ。

高度一万メートルで機体がバラバラになったらどうしますか?
ボクちんは座っているシートから足元を眺めると、
豊かな想像力が働き、筐体を透明化して大空が見えてしまうわけですよ。
鳥肌立つどころか、股間に涼しい風が吹き抜けて、
ナニが縮み上がる程の恐怖を感じてしまうナリ。
仮にそんなことになったら出来ることはひとつ、まずはシートベルトを外し、
大空を泳いで姿勢を制御し、気を失って落下する周囲の乗客から服を剥ぎ取り、
袖を繋ぎ合わせてパラシュートを作るしかない。
そう考えていつも離陸前には
アイツの服は良く風を受けそうだな(ニヤリ)」などして
なんとか気分を落ち着かせようとするボクちんがいる。

更に言えばパラシュートが積み込まれていないのもどうかしてる。
大空でトラブルがあった際に、ボクちんくらい生命力に溢れている男は別として、
それ以外の511人は、何も出来ずにその命を失うことになる。
せめてパラシュートがあれば、
「お客さま、当機は間も無く大爆発して粉々になります。
足元のパラシュートを装着し、各自大空へ飛び出してください」
と、最後は乗客のスキルに生死を託すことが可能になるのだ。
当然だろう、クソ高い航空券代を払った挙句に、
生存率ほぼ0の乗り物なんぞに乗っていられんわ。
乗り込んだ直後に機内放送で説明されるライフジャケットだって、

1.機体にトラブルがある(空中分解しない程度の)
2.無事に高度を下げられる
3.滑走路ではない場所に不時着成功する
4.不時着地が水の上だった

というこんなボクちんが大好きなキーラ・ナイトレイと
恋に落ちるくらいありえない確率でしか使えないのである。
ぶっちゃけ「積む意味あんのか?」と大声で言いたい。
挙句、落ちた海が荒れた大間岬だったりしたら、
そもそも死ぬわ!サメとも戦えねえだろ!!
はぁはぁ…つい興奮した。

まあ、飛行機に言いたいことは山ほどある。
折を見てまた書いていこうと思うナリ。

で、前置きが長くなったが(長すぎだろ)札幌出張に行ってきた。
今回は独りではなく(チッ)会社の同僚K君が一緒だ。
ボクちんの飛行機嫌いは周囲の人間には広く知られているので、
当然このK君も同様で、更に言えば
「ぶっちゃけ、naonyさんの話聞いてると、
こっちまで飛行機の恐怖が伝染するんですが…」と
目元を伏せがちに言うイケメンGUYだ。
早速飛行機に乗り込み、機体空中分解時の備えとして、
K君の衣服剥ぎ取り計画を立てつつフライト。
まあ、離陸の際はどうしようもない恐怖に駆られるものの、
飛行中は比較的揺れも少なく、ボクちんとしては会話相手もいたので、
さほどこう妙な挙動とかしなかったと思うんだよね(急にフレンドリー)。

ところが着陸してから「今日はほら、君も隣で安心だったでしょ?」と得意げに言ってみたが、
「え…いや、話の真っ最中なのに機体がぴくっとするたび、
naonyさん全身硬直してましたけども」
「嘘だ!俺は今日は普通だった!」
「いやいや、てか機内で話してた内容覚えてますか?」
「・・・・・・・・・・・・・・」

さすがボクちん!
濃い目のグラサンしててもキャビンアテンダントに
「お客様、大丈夫ですか?」と言われる男!
心底、飛行機が嫌いナリ。
すすきのが無ければ出張などするものかッ!(仕事は?)
そう天空の城ラピュタに登場するリュシータ・トエル・ウル・ラピュタも言ってたぢゃないか
人は土から離れては生きられないのよ!」と。
というわけで、とにかく飛行機など無くなってしまえば良いのにと思う34歳の初夏。