2007年6月17日日曜日

メガネ

イエアーッ!メガネを新調したぜ!
かれこれ5年ほど同じメガネを使っていて、現在の視力/乱視度合いに
全然マッチしてなかったので、変えてみることにした。
ぶっちゃけ、今更メガネもどうよ?とコンタクトレンズ派の人に、
微妙なジェラシーを感じないわけでもない。
今だとレーザーでちょちょっと視力回復させる手もあるし、
なんつーか、メガネを新調ってこう、ほんとイマサラ感満点なわけで。
ただ、どんなに羨んでみたところで、
目薬すら注せない男の泣き言なので聞き流してOK
目薬を注すときには、目をつぶってまぶたの間に水滴を落とし、
マバタキを繰り返して点眼するぜ!
そりゃ6割りくらいの目薬がコボレ落ちていってるけど
気にするな!

というわけで、2-3分迷わないでもなかったがメガネ。
ボクちんの生息するW市駅前には3件ほどのメガネ屋が存在し、
そのうち2件はコンタクトよりもメガネにチカラを入れる競合店。
こりゃ価格暴落に期待しまくりんぐですよ。

んで、最初の一件目を物色。ここはオリジナルフレームが多い。
最近の流行はまたフレーム太目なんですかね、そんなのやたら目に付く。
どうもボクちんは顔がデカイので、そういった太いフレームよりも、
こうシャープなフレームに角レンズで、
メガネだけでも痩せてみせたいと切に願う次第で。

あれこれ物色していると、年配の店員がスルリと忍び寄り、
ボクちんの耳元でこう囁く。
「こちらのフレームは如何でしょうか?お似合いと思いますが」
チタンシルバーフレームのブランド物を差し出す店員。
おぬしも悪よのう。
俺様にブランド物をつけろというのか!
デザインがクソならブランド物なんぞ意味ないからなー、
なんて思って手にしてみると、これが以外にも良い感じ。
というか、派手。
シルバーアクセサリじゃらじゃらさせてるボクちんは、
やっぱこういう系統へ進めってことなのね、と妙に納得。
お値段は23800円。
まあ、ブランドフレームにしては手軽な値段だし、むぅ。
鏡の前で件のフレームをかけたり外したりしていると店員いわく、
「こちら、レンズもこのお値段に込みで
大変お安くなっております」
「ほほぅ!レンズも込みでこの値段とな!(ノリノリ)」
「左様でございます」
「うむ!これに決めた!・・・と言いたいけど、ちょっと一回りしてくるね!」
と、危うく条件反射的に買いそうになる自分を抑えて、
しっかりと競合他店の値段をチェックしにいくのだ。

・・・というわけで、徒歩3分で競合他店へ。
この距離だとそりゃもう価格競争も激化だよね!と勝手に決めつけ、
店員が寄り付いてくる前に物色開始。
こちらの店の方が有名店らしく、フレームの品揃えも豊富。
特にブランド物フレームの数は、先ほどの店を圧倒している。
しかも、ボクちんが割りと小物やバッグで愛用しているGAULTIERのフレームが
なんか山のように置いてある。
先ほどの店で見たフレームと全く同じものも発見。
ボクちんの中でGAULTIERとの一騎打ち開始ナリ!
値段もさすが競合と言うかなんというか、先ほどの店と全く同じ。
ふうむ、どうしたものかなあ。
スルリと女性店員がやってきて言う。
「どちらも非常に良くお似合いですね!」
「そうですか」(微妙に冷たく)
「ええ、どちらのフレームも甲乙つけ難いですね!」(全く引かない)
さすが店員の教育も行き届いていらっしゃる。
「たとえば、こういうライトフレームも如何でしょうか?」
と手にしてきたのは、上下それぞれがフレームレスな二本のフレーム。
どうもねえ、顔がでかいせいか、フレームレスだとメガネが負けて、
更に顔がでかく見えるんだよね・・・
「うーん、フレームレスとか、この手のフレームが曲線ものって、
どうも似合わない気がすんだよねー」とやんわり拒絶すると、
「なるほど、やはり先ほどのフレーム二本のどちらかが、
お客様にはぴったりと言うことですね!」
そう来たか。
もうアレコレ考えるのめんどくせーし、最初のフレームで良いか。
値段も一緒なら、最初の店に戻るのもなんだし、ここでいいや。
「んじゃ、コレください」
「かしこまりました、ありがとうございます!」

というわけで、ここから視力検査/乱視検査などが進むんだが、
これがまたさすが大手という感じで、徹底して検査してくれる。
視力検査してくれた男性店員は、ボクちんがかけてたサングラスを
ちょっと拝見していいですかと持って行く。
視力が両目共に0.1を下回る結果に愕然としつつも、
10分後にはお会計へ。
ここで、先ほどの女性店員がやってきて、カタログを開く。
ははーん、あれですか、色オプションですか。
「ではレンズをお選び頂けますか?
レンズの性能の下にあるのがレンズ価格でございます
え・・・ちょ・・・レンズ代金込みじゃねえの?wwwwwwwwwwwww
「えーと・・・ちなみに、お勧めはどれなの?」
内心の動揺を押し隠してたずねる。
「そうですね、お客様くらいのブランド物ですと、
みなさまこれくらいのレンズをお選び頂いてますね
と、上から2番目に高いレンズを指差す。
お前、その言い方はないだろwwwwwwwwwwwww
ナニ、俺の逃げ道なしなの?
つーか、半額セールとか言いつつ、このレンズクソ高くね?

こ、ここまで徹底した視力検査させといてキャンセルするか・・・
わきの下を嫌な汗が流れ落ちる。
するとそこへ、先ほどボクちんの視力を正確無比に検査してくれた、
いかにも技術者っぽい店員がやってきて言う。
「こちらのサングラスも見違えるようになりましたよ^^」
そうだった!かけてた度入りのサングラス!
ご丁寧に、パチンコ屋の店員に引っ掛けられて歪んでたフレームを
きっちり直してくれた上に、パッド交換までしてくれて、
こりゃまるで新品じゃないですか。
後に引けねえ・・・

「えーと、そうだなあ、フレームの厚み結構あるし、
そこまで薄型じゃなくていいかなあ」と必死の抵抗を試みて
三番目のレンズを選ぶ。高い順に上から・・・
くそっ、なんてこった、大見得張りの自分が恨めしい。
「多少、お色とか入れませんか?せっかくのフレームですし、
やはり薄くでも、この程度のブラウンカラーとか如何ですか?」
お前らの商魂には完敗だぜベイベー。
「OKOKもう入れちゃってよ!」
とやけくそのコメント吐いて、合計36000円超え。
ふらっと来店して使う額じゃねえぞwwwwwwwww
なにこのトラップ。

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